当塾は、算数で困っている子どもたちのために作った塾です。
ほとんどの中学入試は、算数が一番合格者平均点と受験者平均点との乖離が出ます。
この原因は、算数という教科自体の難しさやミスが出やすいという特性などいろいろ考えられますが、一番大きな原因は、今どきの子どもたちの考える力の差が如実に出ているのではないかと感じています。
年々入試が終わっていく中で、新しい問題が世に出てきます。
塾では、できるだけ多くのパターンの問題を解けるように子どもたちに教え、子どもたちはそれを必死に覚えます。子どもたちは数十年前の算数とは比べ物にならないほど多くのパターンの問題を塾で学んでいます。
その弊害として、自分で考える時間が少なくなっているのではないかと思います。
当塾では、多くのパターンの問題を扱うのではなく、各内容の基本となる考え方に時間を割いて授業を行います。
それは、どれだけ多くのパターンの問題があっても、基本となる考え方は変わらないと思うからです。
当塾で、基本となる考え方を学び、それをもとに様々な問題を考えられるようになってくれることを期待しています。
考え方が分かると算数の世界は変わってきます。
そのきっかけを当塾でつかんでもらえるとうれしく思います。